大きく分けると、毛髪を損傷させる原因は3つあります。
1.合成界面活性剤
最も髪を傷めてしまうのが、普段なにげなく使用しているシャンプーです。シャンプーの成分で石油系の合成界面活性剤を使用している場合、髪の表面にあるキューティクルと髪本体の間にある大切なセラミドを溶かしてしまうので、徐々にキューティルが剥がれ、髪の内部にある大切な間充物質が外に流出し、髪のトラブルの原因になります。
そこでトリートメント、コンディショナーの中にジメチコンなどのシリコン(約70種類あるなかの一つ)を入れ、一時的に髪の表面をコーティングして艶、手触りなどをごまかしてしまうわけです。
そうした悪循環を繰り返すうちに、髪が衰え
・パサつき ・ハリ・コシがない ・ツヤがない ・ボリュームがでない ・細毛などの髪の悩みの原因の一要因となる訳です。
2.残留アルカリ
これはカラー、パーマ、縮毛矯正など薬液を使うことで髪にアルカリが残ってしまう現象です。各美容メーカーでは残留アルカリを除去するものを作り、サロンに提案していますが、髪を傷めないように気をつけているサロンではそれらを使用していても、まったく使用していないサロンもあります。
いずれにしても残念なことに今までの物では完全に残留アルカリを除去することはできないのです。
例えば、カラーでは染めるだけで、残留アルカリを除去することをしないでブローをしていては髪が劣化し徐々に最悪の結果をむかえるだけです。
3.熱
ブローする時のドライヤーの当て方が大切です。(自然乾燥はNGです)
乾熱で 150℃~210℃
湿熱で 60℃~80℃
残留アルカリがある場合40℃で髪が劣化し傷みます。
つまり、カラー、パーマなどの後、残留アルカリがあればブローで綺麗にしたつもりが、回数を重ねるたびに残留アルカリ+ドライヤーなどの熱でどんどん傷んでいってしまいます。
そこで今回、髪1本1本に髪の成分と同じ18種類のアミノ酸を超音波浸透器で瞬時に入れ込むことでハリ、コシのある艶髪を実感でき、残留アルカリも100%完全に除去することができ、染めれば染めるほど、かければかけるほど髪がどんどん良くなります。
●ダメージケアの対策
1.コルティクス内部の間充物質の補給と定着 → 空洞化をなくす
2.細胞膜複合体(CMC)の補給と定着化 → 接着化
3.キューティクルの再生
4.pHバランスを保つ(弱酸性に戻す)
5.親水性 → 親油性(撥水性)に戻す
上の5つがとても大切です。これらが全て整っているメニューをコム・セ・ボはご用意してあります。
【髪の断面図】
イメージとしては海苔巻きを創造して頂ければ良いと思います。